【2026年1月】コーヒー相場レポート|円安傾向と緩やかな相場上昇も月末に急落!

本記事をご覧頂きありがとうございます。大阪で1962年よりコーヒーの業務用卸(生豆・焙煎豆)、小売り製品の製造をしておりますアラブ珈琲株式会社の西埜元成と申します。本記事ではコーヒーの価格が現在どうなっているのかをやさしくまとめてます。
目次
1月のトピック
- トランプ大統領がイランと取引する国からの輸入品に25%の関税?
- ブラジルでの降雨も順調で26/27クロップは期待大
- 認証在庫数は40万袋と低水準が続く
- 月末に相場価格急落!
トランプ大統領がイランと取引する国からの輸入品に25%の関税を課す!という報道がでました。実はブラジルはイランに農産物輸出をしているので、今後さらなる関税が発生する可能性があります・・・。
1月28日~2月2日にかけて、相場価格が40¢/lb近く急落しました。確たる理由はわからないのですが、ブラジルでの26/27クロップがかなりの生産が期待できる状況であることから、少しでも高値の間に売っちゃうか!という動きが進んだのではないかと考えています。しかしながら、相場の行く末を考える時に重要な要素である『認証在庫数』は超低水準であることから、このままアッサリさがるとは思えません…。(ホントはめっちゃ下がってほしいんですけど・・・)

コーヒー相場 2021年以降の原料価格上昇について
コーヒー相場価格の高騰は2021年1月からのブラジル生産量減産懸念と、2021年7月末に発生した産地が凍結する『霜害』の発生を発端としています。過去の相場高騰理由の詳細と、2025年9月末までの相場推移に関してはこちらの記事をご覧いただければ幸いです。
グラフで見る コーヒー相場・円安推移
コーヒー生豆の流通価格に直結する要素となるアラビカ種、カネフォラ種の生豆相場価格、為替の推移をグラフにしております。
①アラビカ種・カネフォラ種相場価格推移|直近半年間

②為替推移とアラビカ種の理論価格|直近半年間

アラビカ種の理論価格※と、$/円の為替推移を表したグラフです。
※理論価格とはアラビカコーヒー相場価格(¢/lb)÷ドル換算(100)×為替(円/$)÷キロ換算(0.45359)というすさまじくアバウトな計算方法によって計算されています。実際にはここに貨物の保険料やコーヒーの種類によってはプレミアム(価格が上乗せ)がつくので、日本に入る通常品のコーヒー生豆価格の目安ぐらいに見ていただければと思います。
③アラビカ種・カネフォラ種の相場価格推移|直近2年間

今後の相場動向は・・・?
2月2日の時点ではコーヒー相場価格が急落しているので期待大なのですが、2025年7月に急落したときもほんの数日だけ200¢/lb台に入り、すぐ上昇してしまいました。この時はアメリカがブラジルからのコーヒーに関税を50%近くかけたことが原因でした。
ブラジルとイランの関係性からまた関税を課す可能性はありますが、解除してまた課けなおすのは両国にメリットがないのでこのままの関係を維持頂きたいものです。ブラジルの26/27生産量が確定的になり、NYの認証在庫数が積み増しされてくればさらなる相場下落の可能性がありますので、下落に期待してます!ここまでご覧頂き有難うございました。
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投稿者プロフィール|Author profile

- 西埜元成営業部 部長
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アラブ珈琲株式会社の西埜元成(にしのもとしげ)と申します。
高校生の頃からコーヒーに関わる仕事を始めて早20年。
焙煎豆の挽き売り、生豆商社での経験を活かして生豆販売、
焙煎豆商品の商品設計、焙煎豆製品の製造管理、
自家焙煎店への生豆販売や焙煎サポート 等々コーヒーに関係する
業務に従事しております。
コーヒーに関係する質問や、お店の開店、焙煎方法等で質問ございましたら、遠慮なくご連絡ください。







