【2026年2月】コーヒー相場レポート|ブラジル増産に期待大!相場価格は依然高いが、半年ぶりに200¢/lb台まで下落

本記事をご覧頂きありがとうございます。大阪で1962年よりコーヒーの業務用卸(生豆・焙煎豆)、小売り製品の製造をしておりますアラブ珈琲株式会社の西埜元成と申します。本記事ではコーヒーの価格が現在どうなっているのかをやさしくまとめてます。
目次
2月のトピック
- アラビカ相場価格は半年ぶりに200¢/lb台に。
- ブラジル26/27クロップは過去最高の1億8,000万見込み
- 認証在庫数は依然超低水準だが、50万袋まで回復しそう
- イラン報復でホルムズ海峡が通れない。エネルギーコスト増
ブラジルでの乾燥懸念があったものの、1月末にまとまった降雨があり2026/27クロップは過去最大級の生産量になることが期待されています。このことから投機筋での売りが進み相場価格は半年ぶりに200¢/lb台まで下がり、2月末時点では280¢/lbほどで相場が動いております。
ただし、流通している価格はそこまで下がっていないというのが実情です。円安進行が強いので相場価格の下落分を吸収してしまうことや、相場価格上昇前(2021年7月以前)に比べると生豆商社さんは在庫の急騰や急落リスクから在庫を多く持っておらず、相場価格を反映させるモノが今はない!という状態です。
コーヒー相場 2021年以降の原料価格上昇について
コーヒー相場価格の高騰は2021年1月からのブラジル生産量減産懸念と、2021年7月末に発生した産地が凍結する『霜害』の発生を発端としています。過去の相場高騰理由の詳細と、2025年9月末までの相場推移に関してはこちらの記事をご覧いただければ幸いです。
グラフで見る コーヒー相場・円安推移
①アラビカ種・カネフォラ種相場価格推移|直近半年間

②為替推移とアラビカ種の理論価格|直近半年間

アラビカ種の理論価格※と、$/円の為替推移を表したグラフです。
※理論価格とはアラビカコーヒー相場価格(¢/lb)÷ドル換算(100)×為替(円/$)÷キロ換算(0.45359)というすさまじくアバウトな計算方法によって計算されています。実際にはここに貨物の保険料やコーヒーの種類によってはプレミアム(価格が上乗せ)がつくので、日本に入る通常品のコーヒー生豆価格の目安ぐらいに見ていただければと思います。
③アラビカ種・カネフォラ種の相場価格推移|直近2年間

今後の相場動向は・・・?
約半年ぶりの相場下落となりましたが、円安や国内流通量の不足といった問題からこの相場下落の恩恵にあずかれるのはまだまだ先となりそうです。アメリカの紛争問題からエネルギーコストの上昇などが懸念されておりますが、ブラジルの生産量増がほぼ確定しているので相場価格が上がることよりも、下がる可能性のほうが高いのでは・・・?と考えております。ここまでご覧頂き有難うございました。
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