【SCAJ2026】業務用卸が見てきた、焙煎機たち|直火式・半熱風式・熱風式を分類別に整理

本記事をご覧頂きありがとうございます。大阪で1962年よりコーヒーの業務用卸(生豆・焙煎豆)、小売り製品の製造をしておりますアラブ珈琲株式会社の西埜元成と申します。
先日、東京ビッグサイトで開催された「SCAJ2026」に行ってまいりました。会場では国内外の焙煎機メーカー・代理店が多数出展しており、業務用の焙煎豆・生豆を卸す立場として、普段お取引先から伺う「焙煎機選びの悩み」と重ねながら、じっくり見て回りました。本記事では、実際に撮影してきた焙煎機を中心に、方式別に整理してご紹介します。
目次
SCAJとは






SCAJ(一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会)が主催する、国内最大級のコーヒー関連展示会です。焙煎機・抽出器具・生豆・資材など、コーヒーに関わるあらゆる事業者が一堂に会し、毎年秋に東京で開催されています。カフェ・自家焙煎店の開業を検討されている方や、設備の入れ替えを考えている事業者にとって、実機を比較できる貴重な機会です。
焙煎機の種類とは
焙煎機選びでまず押さえておきたいのが「熱の伝え方」の違いです。焙煎方式としては、大きく次の3つに分かれます。
- 直火式 :生豆に直接あてる火と、熱源からの熱で熱したドラムの熱で焙煎する構造。生豆に直接火があたるので、特性を引き出しやすい反面、操作による温度変化が早く難易度は高い。
- 半熱風式:熱源からの熱で熱したドラムの熱と、温めたドラム内の熱で焙煎する構造。直火式よりも容易に安定した焙煎を行いやすい。
- 熱風式:熱風だけで豆を加熱・攪拌する方式。熱効率が高く短時間での焙煎が可能。

これとは別の軸として「熱源」の違いもあります。ガスを使うガス式と、電気を使う電気式です。電気式はガス工事が不要なためテナント物件でも導入しやすく、直火・半熱風・熱風いずれの焙煎方式とも組み合わせられます(熱源と焙煎方式は別の軸であり、電気式だから半熱風、ガス式だから熱風、といった決まりはありません)。本記事では、焙煎機本来の分類である「焙煎方式(直火式・半熱風式・熱風式)」を軸に、撮影できた機種を3グループに分けてご紹介します。
① 直火式の焙煎機
ドラムの穴から炎(または熱源)が直接豆に触れる方式です。豆の個性が出やすい一方、焙煎にはある程度の経験が求められます。今回撮影できたのは電気式の直火機でしたが、直火式自体はガス式にも電気式にも存在します。
珈琲問屋
香港・台湾発の「ROAST MASTER」に加え、台湾Chang Yue Industrial社製「Hottop」、韓国Gene Café社製「GENECAFE」など、海外の電気式小型焙煎機を幅広く取り扱う商社です。
Hottop(ホットトップ) コーヒーロースター KN-8828B-2K(原産国:台湾)

珈琲問屋が取り扱う「Hottop(ホットトップ)KN-8828B-2K」は、台湾Chang Yue Industrial社製の焙煎機です。ドラムがパンチング(穴あき)構造になっており、熱源(電気ヒーター)の熱が直接豆に当たることから直火式に分類しています(ガスの炎ではなく電気ヒーターを熱源とする点が、ガス直火式とは異なります)。225g〜300g程度のバッチに対応し、消費電力740W。コンパクトな設置スペースで導入しやすい小型機です。
業務用卸の立場からひとこと:直火式は豆の個性がダイレクトに出やすい分、ロットごとのばらつきが出やすい方式でもあります。安定した味づくりには、温度計測やプロファイル管理のしやすい機種を選ぶことをおすすめします。
② 半熱風式の焙煎機
業務用焙煎機の中でも最も選択肢が多く、本格的な自家焙煎店の主力機として選ばれることが多い方式です。熱源はガス式・電気式の両方があります。
KALDI COFFEE LAB INC
韓国発の焙煎機ブランド。日本の小売チェーン「カルディコーヒーファーム」とは別会社で、電気式熱風機のFORTIS・Sシリーズなど幅広いラインナップを展開しています。
FORTIS PLUS(原産国:韓国)

「FORTIS PLUS」はKALDI COFFEE LAB(韓国)のシリーズの一機種で、半熱風式、最大600g前後のバッチ焙煎に対応します。半熱風・直火は1台で切り替えられるわけではなく、購入時にどちらかのドラムタイプを選択する仕様です。豆の個性や狙う風味に応じて、導入時に方式を選べる点が特徴ですが、詳細仕様は確定情報として確認できていません。
株式会社VITAMIN
香川県高松市に登記のある企業(法人登記で所在地を確認)。「EHIRIX」ブランドの焙煎機を扱っており、EHIRIX自体は韓国製とされています。
EHIRIXシリーズ(3kg/7kg/15kg)(原産国:日本(香川県高松市・販売元)/韓国(EHIRIX本体、提供情報))

株式会社VITAMIN(香川県高松市、法人登記確認済み)が扱う「EHIRIX」シリーズは、3kg・7kg・15kgの3クラスを揃えるセミ熱風式(半熱風式)焙煎機です。EHIRIX自体は韓国製とされていますが、信頼できる情報源が見つからず、詳細スペックまでは確認できていません。
株式会社WELD ONE
京都府与謝野町の金属加工会社(2011年設立)。本業はチタン製自転車・オートバイ部品の製造で、その技術を活かしたセラミック遠赤外線焙煎機「YOSANO ROASTER」も展開しています。
SR-3T(原産国:日本(京都府与謝野町))

株式会社WELD ONE(京都府与謝野町、2011年設立)の「SR-3T」は、自社開発のセラミック遠赤外線半熱風式焙煎機「YOSANO ROASTER」シリーズの一台で、最大3kgクラスです。チタン製自転車部品も手がける金属加工会社ならではの技術が活きています。
Infared(原産国:日本(京都府与謝野町))

株式会社WELD ONE(京都府与謝野町)の「Infared」は、セラミック遠赤外線半熱風式「YOSANO ROASTER」シリーズの小型機で、最大500gクラスです。チタン加工を本業とする金属加工会社が開発した焙煎機です。
株式会社煎りたてハマ珈琲
大阪で自社設計・製造を行う国産焙煎機メーカー。コーヒー豆店と町工場が共同開発し、高品質かつ低価格な国産機を提供しています。
HCR-6000(原産国:日本(大阪))

煎りたてハマ珈琲(大阪)の「HCR-6000」はガス半熱風式、国産の6kgクラス焙煎機です。旧5kg機からバーナーを強化して焙煎量を増やし、冷却能力も向上させています。自社設計・製造の国産機として、高品質かつ比較的低価格な点を強みとしています。
DKSH
ドイツの老舗焙煎機メーカーPROBATの日本総代理店。PROBATは1868年創業、150年以上の歴史を持つ世界的ブランドです。
PROBAT P01(原産国:ドイツ)

「PROBAT P01」は、ドイツの老舗焙煎機メーカーPROBAT(1868年創業)が手がける電気式半熱風の焙煎機で、日本ではDKSHが取り扱っています。最大4kg程度のバッチに対応し、ガス管工事を必要としない電気式のため、設置環境の自由度が比較的高いのが特徴です。堅牢な機械設計と再現性の高さに定評があります。
R&D ESPRESSO LAB
韓国発「EASYSTER」の日本輸入元。2010年創業のメーカーで、ハイエンドとエントリーの中間に位置するミドルレンジ機として評価されています。
EASYSTER 2.8kg(原産国:韓国)

「EASYSTER(イージースター)」は、2010年に韓国で創業したメーカーが手がける焙煎機ブランドで、日本ではR&D ESPRESSO LABが取り扱っています。2.8kgモデルはガス半熱風式で、前面パネルには22mm厚の連続鋳造金属、ドラムは二重構造の鋳物製を採用し、均一な焙煎を狙った設計です。
EASYSTER 4.0kg(原産国:韓国)

「EASYSTER 4.0kg」は、2010年創業の韓国メーカーの焙煎機で、日本ではR&D ESPRESSO LABが取り扱っています。800g〜15kgまでを揃えるシリーズの中間的な容量帯にあたり、二重構造の鋳物ドラムによる均一な焙煎を特徴とします。
ギーセンジャパン
オランダの焙煎機メーカーGiesenの日本総代理店。世界中のスペシャルティコーヒーロースタリーで広く採用されている信頼性の高いブランドです。
Giesen W6A(原産国:オランダ)

「Giesen(ギーセン)W6A」は、オランダの焙煎機メーカーGiesen社が手がけるガス半熱風式の焙煎機で、日本ではギーセンジャパンが取り扱っています。世界中のスペシャルティコーヒーロースタリーで広く採用されているブランドで、安定した焙煎の再現性、堅牢な作りに定評があります。最大6kgクラスのモデルです。
株式会社大和鉄工所
岡山市の鉄工メーカー。元々は水門関連設備を手がけており、その技術を背景にコーヒー焙煎機ブランド「Meister」を展開しています。
Meister-5(原産国:日本(岡山))

大和鉄工所(岡山)の「Meister-5」は、水門メーカーとしての鉄工技術を背景に持つ国産焙煎機です。自家焙煎店「カフェ・バッハ」の焙煎技術ノウハウを取り入れたガス半熱風式で、日本の気候に合わせた断熱構造を採用しています。最大5kgクラスです。
BESCA
トルコ発の焙煎機ブランド。「低価格・高品質」を掲げ、日本では正規代理店を介さず個人輸入の形でBESCA JAPANが展開しています。
BSC-01(原産国:トルコ)

BESCA(トルコ)の「BSC-01」は、同ブランドのラインナップの中で最小容量クラスにあたるモデルです。「低価格・高品質」を武器に日本市場に参入し、日本国内では正規代理店を介さない個人輸入が中心という独自の流通形態をとっています。
BSC-03(原産国:トルコ)

BESCA(トルコ)の「BSC-03」は、3kgクラスの焙煎機です。個人店の本番焙煎機として一定の販売量をまかないつつ、設置スペースや予算を抑えたい事業者に選ばれやすい容量帯です。
BSC-06(原産国:トルコ)

BESCA(トルコ)の「BSC-06」は、6kgクラスの焙煎機です。観音崎珈琲など国内の自家焙煎店での導入実績もあり、ある程度の販売量をこなす個人店・自家焙煎店の主力機としての実績があります。
8coffeeroast
兵庫県宝塚市の焙煎機関連会社。ベトナム発のOPP ROASTER Industrial社製焙煎機を展示していました。
OPP COFFEE ROASTER(原産国:ベトナム)

8coffeeroast(兵庫県宝塚市)が展示していた「OPP COFFEE ROASTER」は、ベトナムのOPP ROASTER Industrial社が手がける焙煎機です。具体的な容量・詳細スペックおよび焙煎方式の詳細は今回の調査では確認できていません(外観・展示形態から半熱風式クラスの機種とみられます)。
ノーザンコマーシャル
東京の輸入商社。ポルトガルの家族経営メーカーJOPPER(1962年創業)に加え、Aillio(電気式)、TRINITAS(半熱風式)など海外ブランドの日本正規代理店を務めています。
JOPPER BR3 STANDARD(原産国:ポルトガル)

ノーザンコマーシャル(東京)が日本正規輸入代理店を務める「JOPPER BR3 STANDARD」は、1962年創業のポルトガルの家族経営メーカーJOPPER社による半熱風式焙煎機です。鋳鉄製ドラムにこだわった作りで、3kgクラスの容量帯に位置づけられます。具体的な詳細スペックは公開情報からは確認できていません。
JOPPER BR 5 STANDARD(原産国:ポルトガル)

「JOPPER BR 5 STANDARD」は、ノーザンコマーシャルが取り扱うJOPPER(ポルトガル、1962年創業)の半熱風式焙煎機で、5kgクラスの容量帯に位置づけられます。鋳鉄製ドラムにこだわった本格派ブランドで、具体的な詳細スペックは公開情報からは確認できていません。
TRINITAS T2s(原産国:台湾)

ノーザンコマーシャルが取り扱う「TRINITAS T2s」は、100g〜2.4kgのバッチに対応し、時間あたり最大10kg・1日あたり最大180kgの処理能力を持つ半熱風式焙煎機です。小ロットから一定量まで1台で対応できる柔軟性が強みです。
Aillio Bullet(R2/R2 PRO)(原産国:韓国)

ノーザンコマーシャルが取り扱う「Aillio(アイリオ)Bullet」シリーズは、電気式のヒートガンで加熱する半熱風式の焙煎機で、精密な温度制御とデータロギングに強みがあります。R2・R2 PROはいずれも小型のホームロースター〜サンプル焙煎機クラスで、Artisanなど外部焙煎ソフトウェアとの連携にも対応し、プロファイル管理を重視するユーザーから支持されています。
Coffee Fanatic Lab
台湾の職人咖啡設備(P.R.C.E.)が手がけるブランド。スマホアプリでの操作に対応した「ORBITER」シリーズを展開しています。
ORBITER OB-1 Pro(原産国:台湾)

「ORBITER OB-1 Pro」は、台湾の職人咖啡設備(P.R.C.E.)が開発した1.2kgクラスの電熱ドラム式・半熱風式焙煎機です。3300Wの半熱風システムを採用し、スマートフォンアプリ(iOS/Android)で豆温・風温をリアルタイムに表示できるほか、Artisanなど外部焙煎ソフトウェアにも対応します。
業務用卸の立場からひとこと:半熱風式は選択肢が多い分、カタログスペックだけでは違いが分かりにくいのが悩みどころです。弊社でも、席数や想定販売量から逆算して機種をご相談いただくことがよくあります。カタログの「最大焙煎量」は上限値であることが多く、実際に安定して焙煎できる量はその7〜8割程度を目安に考えると現実的です。
③ 熱風式の焙煎機
熱風だけで豆を加熱・攪拌する方式です。熱が均一に伝わりやすく、再現性を重視する業務用途に向いています。今回撮影できた機種はいずれも電気式でした。
珈琲問屋
香港・台湾発の「ROAST MASTER」に加え、台湾Chang Yue Industrial社製「Hottop」、韓国Gene Café社製「GENECAFE」など、海外の電気式小型焙煎機を幅広く取り扱う商社です。
ROAST MASTER FAB300(原産国:香港(本社)/台湾(開発・製造))

ROAST MASTERのFAB300は、流動層(Fluid Air Bed)方式を採用した全自動の小型熱風式焙煎機です。1回75〜300gのバッチで、時間あたり1.5kg超を処理できます。センサーとインターロックを内蔵し、既存プロファイルやQRコードを選ぶだけで自動焙煎を開始できるため、基礎的な研修を受けた人でも安定した焙煎を再現しやすい設計です。香港に本社、台湾に開発・製造拠点を置き、スウェーデン由来の技術を受け継ぐブランドです。
GENECAFE CBR-301(原産国:韓国)

珈琲問屋が取り扱う「GENECAFE CBR-301」は、韓国Gene Café社製の間接熱風方式の焙煎機です。最大300gのバッチに対応し、Bluetooth対応のスマホアプリで焙煎プロファイルを管理できる、コンパクトな小型機です。
KALDI COFFEE LAB INC
韓国発の焙煎機ブランド。日本の小売チェーン「カルディコーヒーファーム」とは別会社で、電気式熱風機のFORTIS・Sシリーズなど幅広いラインナップを展開しています。
S250M(原産国:韓国)

「S250M」はKALDI COFFEE LAB(韓国)が展開する電気式熱風シリーズの中でも小容量クラスにあたるモデルで、最大250g前後のバッチ焙煎に対応します。小容量機は、新しい産地・ロットの試験焙煎や、開業準備段階での焙煎プロファイル検証用途に向いており、実際の店舗導入前のテスト機として選ばれることもあります。電気式熱風方式はガス工事が不要で、比較的省スペースに設置できる点がメリットです。同ブランドは韓国発で、日本の小売チェーン「カルディコーヒーファーム」とは別会社です。
S500(原産国:韓国)

「S500」はKALDI COFFEE LAB(韓国)の電気式熱風シリーズの中間クラスにあたり、最大450g前後のバッチ焙煎に対応します。小容量機より処理量を確保しつつ、業務用の大型機ほどの設置スペースや予算を必要としないため、開業初期のカフェ・自家焙煎店が最初の1台として検討しやすい容量帯です。電気式熱風方式を採用しているため、ガス配管工事が不要で、テナント物件への導入ハードルが比較的低いのも特徴です。
ダイイチデンシ株式会社
京都に本社を置く全自動焙煎機メーカー(1986年創業)。「NOVO」シリーズは2020年度グッドデザイン賞を、業務用焙煎機として日本で初めて受賞しました。
NOVOシリーズ(α NOVO/NOVO MARK II)(原産国:日本(京都))

ダイイチデンシ(京都、1986年創業)の全自動焙煎機「NOVOシリーズ」は、温度・風量・時間を同時制御し、焙煎士の経験に依存せず品質を再現しやすい設計が特徴の電気式熱風機です。上位機「α NOVO」は最大1.5kg、標準機「NOVO MARK II」は最大1,000gに対応。2020年度グッドデザイン賞(業務用焙煎機では日本初)を受賞した静音・低煙設計で、商業施設内への設置もしやすいモデルです。
アイ・シー電子工業株式会社
群馬県伊勢崎市の電子部品メーカー。1999年から焙煎機事業に参入し、高速熱風式「TORNADO」シリーズを主力商品として展開しています。
TORNADO KING(型番CR-TK71)(原産国:日本(群馬))

アイ・シー電子工業(群馬)の「TORNADO KING」(型番CR-TK71)は、約4分という短時間での焙煎が可能な高速熱風・電気式オート焙煎機です。1回100g〜1kgの投入に対応し、タッチパネルで店舗ごとの焙煎プログラムを組めます。1999年発売以来、約25年の実績があります。
TORNADE ACE(原産国:日本(群馬))

「TORNADE ACE」は、アイ・シー電子工業(群馬)が2024年に発売した、主力機「TORNADO KING」の小型版にあたる電気式熱風焙煎機です。投入量は50g〜400g程度で、TORNADO KINGよりも小さなロットでの焙煎に向いた容量帯です。小型化により、より省スペースでの設置や、開業初期の投資を抑えたい事業者にとって導入しやすい選択肢になり得ます。
Kaleido
中国発の焙煎機ブランド。電熱赤外線直火と熱風を組み合わせたハイブリッド式「Sniper」シリーズで、精密な温度制御とデータロギングに強みを持ちます。
Sniper M6(原産国:中国)

Kaleido(中国)の「Sniper M6」は、電熱赤外線直火+熱風のハイブリッド式焙煎機で、最大700gクラスです。直火的な要素も持ちますが、熱風による対流加熱が主体のため本記事では熱風式として掲載しています。サンプル用途だけでなく、小規模な本番焙煎にも対応しやすい容量で、精密な温度制御と対応ソフトウェアによる焙煎データのロギングに強みがあります。
Centuryfriend
韓国IMEX社製の電気式焙煎機「SMART1500」を取り扱う販売会社です。
SMART1500(原産国:韓国)

Centuryfriendが取り扱う「SMART1500」は、韓国IMEX社製の電気式熱風焙煎機です。ハロゲン+コイルヒーターによる煙の少ない設計で、最大1.5kgのバッチに対応。200V・3700Wの電源を必要とします。
株式会社ディーシーエス
兵庫県西宮市のコーヒー機器輸入販売会社。米国LORING社の日本正規代理店として、低煙・省エネ設計の焙煎機を取り扱っています。
LORING S7 Nighthawk(原産国:アメリカ)

「LORING(ローリング)S7 Nighthawk」は、アメリカ発の焙煎機ブランドLORING社が手がける熱風式焙煎機で、日本では株式会社ディーシーエスが正規代理店として取り扱っています。シングルバーナーが豆を焙煎しながら煙も燃焼させる独自技術により、煙や臭いの発生を大きく抑えられます。焙煎能力は1.4kg〜7kgです。
業務用卸の立場からひとこと:熱風式は再現性の高さが魅力ですが、機種によっては独自の加熱方式(流動層、ハイブリッド型など)を採用しているものもあり、カタログの「熱風式」という表記だけでは実際の焙煎特性まで読み取れないことがあります。可能であれば試し焙煎やサンプル豆での比較をおすすめします。
まとめ|焙煎機選びは「方式」と「容量」をセットで考える
- SCAJ2026では、直火式・半熱風式・熱風式あわせて多数の焙煎機が出展されていました
- 焙煎機は「熱の伝え方(直火・半熱風・熱風)」によって特性が異なり、これとは別に熱源(ガス式・電気式)によって導入のしやすさも変わります
- カタログスペックだけでなく、実際の設置環境(電源・ガス容量・排煙設備)や、想定する販売量に合わせて選ぶことが重要です
※本記事の内容は2026年のSCAJ会場で撮影・確認できた情報、および各メーカー・代理店の公開情報をもとに作成しています。価格・仕様は変更される場合がありますので、導入をご検討の際は各メーカー・代理店に最新情報をご確認ください。株式会社VITAMIN「EHIRIX」シリーズ(EHIRIX本体の原産国は韓国とされています)、株式会社WELD ONE(京都府与謝野町の金属加工会社)、8coffeeroast「OPP COFFEE ROASTER」については、信頼できる情報源が見つからず詳細な情報(8coffeeroastについては焙煎方式を含む)は確認できていない項目があります。
焙煎機だけでなく、生豆の販売も行っています
当社は1962年の創業以来、大阪でコーヒー生豆・焙煎豆の業務用卸を行っております。焙煎機の導入をご検討中の方には、どのような豆を、どのくらいの量焙煎する予定かによって、機種選びのご相談にも対応しております。
生豆・焙煎豆の仕入れ、オリジナルブレンドのご相談、カフェ・自家焙煎店の開業相談まで、お気軽にお問い合わせください。
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業務用コーヒー豆の卸売り・仕入れ・オリジナルブレンドOEMなら大阪のアラブ珈琲
アラブ珈琲の西埜元成です。当社では大阪市北区にて 焙煎豆・生豆の業務用卸、ドリップパックOEM、小ロットからのオリジナルブレンド提案 を行っています。1962年の創業以来コーヒーという嗜好品を取り扱う…
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