2026年6月 コーヒー相場まとめ|収穫遅延と認証在庫減少で反発

本記事をご覧頂きありがとうございます。大阪で1962年よりコーヒーの業務用卸(生豆・焙煎豆)、小売り製品の製造をしておりますアラブ珈琲株式会社の西埜元成と申します。本記事ではコーヒーの価格が現在どうなっているのかをやさしくまとめてます。
目次
6月のトピック
- 6月初旬260¢/lbだった相場は7月1日時点で302¢/lbまで上昇。
- ブラジルは降雨により収穫遅延が発生中・・・。(相場上昇要因)
- 認証在庫数は40万袋を切り、現在37万袋と低水準に(相場上昇要因)
- 6月も円安基調が続き、7月1日現在で162.6円/$まで進行中。
ブラジルの大量生産による相場下落を期待しておりましたが、ブラジルでの降雨による収穫遅延と品質懸念、認証在庫数の減少によってコーヒー相場価格はこの一ヶ月で40¢/lbも上昇しました。これからブラジルでは霜害懸念もあり、各産地でエルニーニョによる生育懸念もありますので、ちょっと嫌な状況です。
コーヒー相場 2021年以降の原料価格上昇について
コーヒー相場価格の高騰は2021年1月からのブラジル生産量減産懸念と、2021年7月末に発生した産地が凍結する『霜害』の発生を発端としています。過去の相場高騰理由の詳細と、2025年9月末までの相場推移に関してはこちらの記事をご覧いただければ幸いです。
グラフで見る コーヒー相場・円安推移
①アラビカ種・カネフォラ種相場価格推移|直近半年間

②アラビカ種・カネフォラ種相場価格推移|直近2年間

③直近2年間のドル円為替推移

今後の相場動向は・・・?
ブラジルでの大量生産見込みから、相場は下落傾向に向かうと期待していたのですが、まさかの40¢/lb上昇に驚いています・・・。ここからブラジルは8月初旬まで『霜害』という最大の相場変動要因リスクがあります。さらには認証在庫数の低水準は急には回復しないことから、相場は上昇傾向にあるのでは・・・と考えています。
ここまでご覧いただき有難うございました。
2026年7月の生豆価格表
以下のリンクより生豆価格表をダウンロード可能です。価格は『運賃込みの税抜価格』です。
こちらもご覧ください
投稿者プロフィール|Author profile

- 西埜元成営業部 部長
-
アラブ珈琲株式会社の西埜元成(にしのもとしげ)と申します。
高校生の頃からコーヒーに関わる仕事を始めて早20年。
焙煎豆の挽き売り、生豆商社での経験を活かして生豆販売、
焙煎豆商品の商品設計、焙煎豆製品の製造管理、
自家焙煎店への生豆販売や焙煎サポート 等々コーヒーに関係する
業務に従事しております。
コーヒーに関係する質問や、お店の開店、焙煎方法等で質問ございましたら、遠慮なくご連絡ください。








