【2026年5月】コーヒー相場レポート|生産国の生産状況良好で『豊作期待相場』に切り替わりか?

本記事をご覧頂きありがとうございます。大阪で1962年よりコーヒーの業務用卸(生豆・焙煎豆)、小売り製品の製造をしておりますアラブ珈琲株式会社の西埜元成と申します。本記事ではコーヒーの価格が現在どうなっているのかをやさしくまとめてます。
目次
5月のトピック
- ブラジル26/27クロップは過去最大規模の収穫が見込まれる
- 認証在庫数は44万と前月より下がり、供給不足感あり。
- エルニーニョ懸念あり、相場大反発の可能性あり。
5月はエルニーニョ発生懸念があり大きく相場は動きませんでしたが、ブラジルの過去最大規模の収穫見込みから弱気な相場感(下がる動き)が続いており、5月1日の時点で286.4¢/lbだったアラビカ相場価格は6月1日時点で260.6¢/lbまで下がりました。
ただ、この相場下落を打ち消すかのようにドル円は159円/ドルと円安傾向が続いております。直近価格が下がる要因はブラジルや他生産国の生産状況、価格が上がる要因はエルニーニョ、ブラジルでの霜害などがあげられます。
コーヒー相場 2021年以降の原料価格上昇について
コーヒー相場価格の高騰は2021年1月からのブラジル生産量減産懸念と、2021年7月末に発生した産地が凍結する『霜害』の発生を発端としています。過去の相場高騰理由の詳細と、2025年9月末までの相場推移に関してはこちらの記事をご覧いただければ幸いです。
グラフで見る コーヒー相場・円安推移
①アラビカ種・カネフォラ種相場価格推移|直近半年間

②アラビカ種・カネフォラ種相場価格推移|直近2年間

③直近2年間のドル円為替推移

今後の相場動向は・・・?
2026年に入り相場を押し上げていた最大の要因である「供給不足懸念」が後退しつつあります。ブラジルの2026/27クロップは7,000万袋超の豊作予想が相次いでおり、輸出量も過去最高になるとの見通しが出ています。そのため、短期的には先物市場の利益確定売りが入りやすく、相場は上がるより下がる傾向にあると考えています。
これから最大の注目材料となるのがブラジルの冬場(6~8月)の霜です。もし主要産地で霜害が発生すれば、相場は再び急騰する可能性があります。逆に霜被害がなく収穫が順調に進めば、夏場にかけてもう一段の下落も考えられます。ここまでご覧いただき有難うございました。
2026年6月の生豆価格表
以下のリンクより生豆価格表をダウンロード可能です。価格は『運賃込みの税抜価格』です。ご検討のほど宜しくお願いします。
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